美松さんのおまかせ定食

今晩は、訪問する予定だったお店(飲食店ではありません)の当てがはずれてしまい、一瞬、西宮には数が少ない天ぷら屋さんにトライしようとも思ったのですが、ランチセットも試さずに、いきなり、お高い夜のコースもなんだかなあ、と思いなおして、ひさしぶりにシマイロさんに向かいました。ところが、シマイロさんはもう営業終了のご様子。そこで、次は、キツツキさんへ。でも、またしても、入口の「明日はパンの提供日」の文字に心が動いてしまい、戸口から頭だけ入れて、ご主人に「また明日来ま~す」と言い残して、ふたたび流浪の途に。このどうしていいかわからない状況で救いの手をさしのべてくれたのは、いつものように美松さんでした。
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ワンコインで食べられる、この名物のおまかせ定食(写真では切れてしまっていますが、もちろん、ごはんとお味噌汁つきです)は、量も塩分も控え目で体にやさしいだけでなく、見た目も味もよく、何より、食材を無駄にしない創意工夫にいつも感心させられます。創作家庭料理というジャンルがあるのかどうか知りませんが、あるとしたら、こちらは西宮の代表選手でしょうね。みなさんもぜひ、美松さんで、これ何を使ったんですか?とお店の方に訊いて、答えにびっくりしてください。質素、倹約という古き良き日本の伝統が今もここに生きていることに、ちょっと感動するかもしれません。