サンボア風カレー

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今日は、アクタ西宮から、すぐ北に行ったところにあるINDIGOさんで、伝説のサンボア風カレーをいただいてきました。もう何年も前から行きたいと思っていたのですが、思いだして行ってみるたびに、いつもClosedの看板がかかっていて、昼間にOpenの文字を見たのは、今日がはじめてです。スパイシーさに酸味*1を加えた、すっぱいしーカレー。マスターによると阪神淡路大震災前まで、西宮北口の南側にあったお店「サンボア」の後期のカレーを再現しているそーです。ちなみに、古くからの「サンボア」の常連さんによると、前期のカレーは万人受けする、でりしゃすなカレーだったらしいですが、こちらは、もう、伝説の闇に埋もれてしまっています。伝えられるところでは、あるとき、「サンボア」の店内で大人の客同志の大喧嘩があり、それ以降、店の女将さんは、顔見知り以外の成人客の入店を断るようになったとのこと。そこで、前期、後期がこの出来事を境目にしていると仮定して、わたしは、後期のカレーは、部活帰りの子供たちの疲労回復を考えて作ったクエン酸入りカレーだったのでは、と推測しています。結果として、大人には「食えん」カレーの出来上がりです。(^^ゞ
でも、実際のところ、マスターも警告してくれたほどの「食えん」カレーではありませんでした。写真では、わからないと思いますが、白ごはんの上からカレーをかけているのではなく、あらかじめカレーピラフとして作っていて、この部分にいちばん辛みをもたせてあります。つづく周辺のルーは反対に辛みはおさえて、かわりに酸味を加えてあり、さいごに、そえものキャベツは酸味のみ、という構成。味の変化もそれなりの楽しめ、すっぱいもの好きなら、はまる人がいるというのもわかる気がします。

*1:お酢の酸味というより、レモンの酸味に近い