カントリーロード


H264_ カントリーロード TAKE ME HOME, COUNTRY ROADS /  Olivia Newton-John
カントリーというジャンルは、なぜか、妙な懐かしさがあって、ときどき聞きたくなります。なかでも、この「カントリー・ロード」は、すごくシンプルなぶん、郷愁がさらにかき立てられる気がする。本家のジョン・デンバーのものもいいですが、わたしは、このオリビア・ニュートン・ジョンのカバーが、初々しくて好きです。そして、最近のカントリーと言えば、やっぱりこの人。テイラー・スウィフト

taylor swift - the oustside
これが、ティーンのカリスマの原点。最近、かなり、ポップに寄っていますが、年齢を重ねて、トレードマークの刺さる詩がどう熟成されていくのか楽しみです。
それと、昔、ギターをやっていたせいか、どうしても、定期的に聞きたくなるのが、この曲。

イーグルス ホテルカリフォルニア(BR)Eagles Hotel California
言わずと知れたカントリー・ロックの名作。実は、前から、この曲の、最後のギター・パートが特にお気に入りだったのですが、今回、何がこのギター・パートを魅力的にしているのかがわかりました。ライブ画像からは予想がつきませんが、レコーディングでは、ここは13本のギターのユニゾン(合奏)になっているらしい。たしかに、言われてみれば、オーケストラの第1バイオリンみたいに、ギターで同じメロディーを合奏しているのは、見た記憶がありません。なぜかと考えたのですが、バイオリンは、弓で弦をこすって音を出すので、音の立ち上がりが緩やかです。だから、オーケストラのように、同じメロディーを複数のプレイヤーが弾いても合いやすく音に厚みが出る。それに対し、ギターは弦を弾いて音を出すので、音の立ち上がりが急峻。だから、同じメロディーだとタイミングを合わせるのが難しい。だから、ユニゾンするために緻密に計算されたメロディーを使って、ギター・パートをオーケストレーションしたのが、この曲のスゴイところというわけ。このように、なんとなくのまま、そのわけに気が付いていないことって意外と多いのかもしれません。