パーセル C5 エキュルイユ
ビターな面影。あっさりめのメルロー。
ビターチョコっぽい甘さを含んだベリーの控え目な香り。
口に含むと、まず、おだやかな渋みが広がり、
飲みこむと、喉にスパイシーな余韻が残ります。
舌にはほとんど味が残らないので、あっさりした印象。
単独より、お料理、お菓子の御供に良さそう。
キャラメルビスケットのような甘いお菓子と合わせると、
渋みが消えて、さらに飲みやすくなります。
フロンテラ シャルドネ 2015
シンプルで、落ち着きのあるシャルドネ。
柑橘系と青りんごのコンパクトな香り。口に含むとちゃんと果実感があります。
そして、舌の前のほうに適度な酸味を残しながら、喉を通るときはすっきり。
はしゃぎすぎず、暗くならず、性格のいい子。
やっぱり、チリの安旨ワインの中ではお姉さん的存在だと思います。
フロンテラ カベルネ・ソービニヨン 2015
控え目ですが、甘酸っぱい赤い果実の香り。口に含むと、一瞬、渋みがガオ~ッとくると見せかけて、「アレ?何も来ない」って感じ。すごく飲みやすい。さっきから水飲んでるわりには、喉かわくなぁ。と思ったら、ワインでした。なんてことになりそう。でも、正座して飲めば、ほどよい酸味と辛さの余韻があるのがわかります。それと、この子のいいところは、お行儀がいいってこと。大抵どんな料理でも、先に道をゆずって邪魔しません。だから、テーブルに置いておいたら愛着が湧くかも。
サンタアリシア レイト・ハーベスト
遅摘みのマスカットで作った甘~いワイン。
マスカットの香りと、わずかな酸味と、圧倒的な甘味。
貴腐ワインのような深みはないけど、ジュースのようにゴクゴクいけます。
ちょっと危険。(^^;)
イエローテイル ピノ・ノワール
ちょっと控え目ですが、赤い果実とバニラの甘めの香りがします。
口に入れるとフルーティな少し甘みのある液体という感じ。
酸味、苦味、スパイシーな余韻ともにわずかで、
平板といえば平板すが、嫌味はなく、飲みやすいと思う。
普段飲みの安価なピノとしては、香りは弱いものの
変なくせがなくてオススメです。