梨が届きました

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昨日の晩ごはんのあと、玄関のピンポ~ンが鳴ったので、出てみると、毎年、実家から半ば強制的に送られてくる梨1ケースでした。「一人なんだし、たくさんもらっても、食べきれないから(送らなくて)いいよ」と言っているのですが、止まりません。有り難いとは思いつつも、どう消費しようかと、いつも、この時期の悩みのタネです。それで、とりあえず、写真を撮ることにしました。「あぁ、あの頃はこんなこともあったっけ」と感慨にふけることがあるかもしれません。そんなとき、案外、写真ってないものです。ふーっ、これで、一安心(^^)/・・・ではありません。世の中には、食べられなくて困っている人もいると言うのに、消費できずに捨てることにでもなったら気が滅入ります。そのとき、頭の中の豆電球がピカッと点きました。「いきつけのトンカツ屋さんに、いくつかあげよう。ペイ・フォワードするっ!」。さっそく実行してきました。それにしても、こういう食べ物のムダって、1つ1つは、少ない量かもしれませんが、全体としては相当な量になるはずです。この梨にしても、1000個だったら、NPOとかに寄付する手もある気がしますが、1ケース単位では、集配の手間のほうがずっ~と重くなって、割に会いそうにありません。活用されていない食べ物を、ハーベスティングするドローンのシステムとか、誰か作ってくれないでしょうか。

ワーク・ルールズ

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

会社の人に、これ読んでみて、と渡されたので読んでみました。個人の考え方は、無意識にバイアスがかかっているという序盤の指摘には、なるほど、と思いましたし、全般的にいいことを書いているとは思います。が・・・、なにか、おやっと思うところがないなあと。バイアスの説明から考えても、人が「これはいいことを書いている」と感じる場合、実際には、「ここに書いてあることは、わたしも前から感じていたんだ。わたしってやっぱりすごい!」と思っていることが大半です。ようするに、いい表現に出会ったというだけで、あまりためになってない。そういう意味で、この本は、ほんとうにグーグルで行われていることをまじめに書いていて、とてもいい本だとは思うのですが、わたしには少し「歯ごたえ」がありませんでした。
それと、事業をうまくまわすために必要なことは、人事制度とか従業員の働き方がすべてではありません。なぜ、事業で利益が出るのか?。あたりまえの話ですが、こちらが渡すインセンティブよりも、高いリターンをクライアントやユーザーが返してくれないと事業はまわりません。たとえば、このHatena Blogが成り立つのは、こうやって自発的にブログを書いて情報提供してくれる(ボランティアで働いてくれる)ユーザーが一定数以上いるからです。そのために、どういう仕組みをつくるのかということのほうが、人事制度より、ずっと大事じゃないでしょうか。でも、なぜか、組織を変えたり、自分たちの働き方を変えれば利益がでると思い込んでいる人が(特に大企業では)多いんですよね。とても不思議。なので、製造業の方などが読む場合は、少し注意したほうがいいと思いました。

冷凍ギョーザを食べてみました

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味の素の冷凍ギョーザが簡単で美味しいという評判は、かなり前から聞いていたのですが、なかなか手を出す機会がありませんでした。ところが、きょうは、どういうわけか、冷凍食品コーナーで、「あ~、そう言えば、冷凍ギョーザを試したいと思っていたんだっけ・・・」と記憶が蘇って、「味の素とコープとどっちにしよう?」と、ちょっと迷いましたが、結局、安さに負けてコープのほうを買って来ました。12個で198円と考えると、焼きあがりも、お味も、思っていた以上です。よしっ!、次は、味の素のほうも試してみよう。

ずっと空を見上げていました

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今日の西宮の空は、いつまで見ていても見飽きない空でした。近づいてくる台風のお手並み拝見といったところ。それにしても、地面にあるものは、たいてい誰かに所有されているのに、空は誰の物でもない気がする。自由で、気まぐれで、1秒ごとに生まれ変わって。空は、この星の、再生する力のしるしみたいなもの。この奇跡がいつまでも続きますように。

美松さんのおまかせ定食

今晩は、訪問する予定だったお店(飲食店ではありません)の当てがはずれてしまい、一瞬、西宮には数が少ない天ぷら屋さんにトライしようとも思ったのですが、ランチセットも試さずに、いきなり、お高い夜のコースもなんだかなあ、と思いなおして、ひさしぶりにシマイロさんに向かいました。ところが、シマイロさんはもう営業終了のご様子。そこで、次は、キツツキさんへ。でも、またしても、入口の「明日はパンの提供日」の文字に心が動いてしまい、戸口から頭だけ入れて、ご主人に「また明日来ま~す」と言い残して、ふたたび流浪の途に。このどうしていいかわからない状況で救いの手をさしのべてくれたのは、いつものように美松さんでした。
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ワンコインで食べられる、この名物のおまかせ定食(写真では切れてしまっていますが、もちろん、ごはんとお味噌汁つきです)は、量も塩分も控え目で体にやさしいだけでなく、見た目も味もよく、何より、食材を無駄にしない創意工夫にいつも感心させられます。創作家庭料理というジャンルがあるのかどうか知りませんが、あるとしたら、こちらは西宮の代表選手でしょうね。みなさんもぜひ、美松さんで、これ何を使ったんですか?とお店の方に訊いて、答えにびっくりしてください。質素、倹約という古き良き日本の伝統が今もここに生きていることに、ちょっと感動するかもしれません。

サンボア風カレー

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今日は、アクタ西宮から、すぐ北に行ったところにあるINDIGOさんで、伝説のサンボア風カレーをいただいてきました。もう何年も前から行きたいと思っていたのですが、思いだして行ってみるたびに、いつもClosedの看板がかかっていて、昼間にOpenの文字を見たのは、今日がはじめてです。スパイシーさに酸味*1を加えた、すっぱいしーカレー。マスターによると阪神淡路大震災前まで、西宮北口の南側にあったお店「サンボア」の後期のカレーを再現しているそーです。ちなみに、古くからの「サンボア」の常連さんによると、前期のカレーは万人受けする、でりしゃすなカレーだったらしいですが、こちらは、もう、伝説の闇に埋もれてしまっています。伝えられるところでは、あるとき、「サンボア」の店内で大人の客同志の大喧嘩があり、それ以降、店の女将さんは、顔見知り以外の成人客の入店を断るようになったとのこと。そこで、前期、後期がこの出来事を境目にしていると仮定して、わたしは、後期のカレーは、部活帰りの子供たちの疲労回復を考えて作ったクエン酸入りカレーだったのでは、と推測しています。結果として、大人には「食えん」カレーの出来上がりです。(^^ゞ
でも、実際のところ、マスターも警告してくれたほどの「食えん」カレーではありませんでした。写真では、わからないと思いますが、白ごはんの上からカレーをかけているのではなく、あらかじめカレーピラフとして作っていて、この部分にいちばん辛みをもたせてあります。つづく周辺のルーは反対に辛みはおさえて、かわりに酸味を加えてあり、さいごに、そえものキャベツは酸味のみ、という構成。味の変化もそれなりの楽しめ、すっぱいもの好きなら、はまる人がいるというのもわかる気がします。

*1:お酢の酸味というより、レモンの酸味に近い

光明軒

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西宮オリジナルのラーメンといえば、やっぱりここでしょう。JR西宮駅のすぐ北にある、いまどき珍しい夜だけ営業のラーメン屋さん。メニューは「ラーメン」と「ごはん」の2品だけ。でも、他では見たことのないような厨房から出てくる、どのカテゴリーに入れていいかわからないこのラーメンが、わたしはとても好き。あとに残らないのもいいです。